
| 定価 |
本体1400円+税 |
| 発売日 |
2009年6月11日 |
| 頁数 |
158ページ |
| ISBN |
978-4-87758-424-5 c0093 |
|
|
 |
約束のつばさ
岡田新吾・著 森島知子・絵
一人娘に会うために天国から男がやってきた! 戦地に赴く前に戦闘機で故郷の家族に別れを告げに来たパイロットの実話をもとに、親子で楽しめる物語が紡ぎだされました。 舞台は昭和40年代後半の地方都市。十歳の子どもたちのきらめくような感性が丹念に描かれます。本当のおもいやり、父親の存在、変わっていく街、戦争のおろかさなど、親子で語り合うきっかけとしても役立ててください。
<著者紹介> 岡田新吾(おかだ しんご)1964年、岐阜県各務原市に生まれる。大学卒業後、東京のPR会社勤務を経て、コピーライターに転身。三十代のとき、Uターンを機に名古屋で広告デザイン会社を企業。小学生を対象にしたマンガの連載や絵本の出版企画にも携わる。児童小説にも分野を広げ、今回処女作となる『約束のつばさ』を発表。趣味は旅行と美術館めぐり。文学者や芸術家ゆかりの地を旅して歩くのが好き。家庭では二児の父。
森島知子(もりしま さとこ)1967年、東京都生まれ、愛知県育ち。かに座のA型。現在は多治見市に在住、二児の母。新聞・雑誌・書籍などのイラストを手がける。中日新聞夕刊、月刊フリーペーパー『ROOS』などでイラスト連載中。子どもの頃、苦手だったのは理科と音楽。得意科目は体育と図工。大人になったら、マンガ家かグルメレポーターになりたかった。好きなタイプの男性はドラえもん。懐の大きいところが好き。
|